医療従事者が知っておきたい英語とは

昨今、医療機関には外国人が運ばれてきたり、診察に訪れたりすることがよくあります。医療機関に勤めている医療従事者が知っておくと良い英語のフレーズがいくつかあるので、覚えておきましょう。
たとえば、受付で外国人が診察して欲しいと伝えてきたとします。そのとき、予約制の病院であれば、「Do you have an appointment?」と確認しましょう。これは、「予約をしてますか?」という意味です。もし予約をしていない場合は、「予約はしていません」を指す「No, I don’t have an appointment.」と答えることがあります。
この場合は、「I’m sorry it’s appointment only. We accept walkins only on Fridays.」と答えることが可能です。「すみませんが予約が必要です。金曜日のみ予約なしで来ていただけます」という意味で、通常は予約制であることが伝わるでしょう。
しかし、英語を文章で覚えるのが苦手な人もいるかもしれません。そのようなときは、単語とボディランゲージを覚えておくと良いでしょう。
たとえば、診察券が必要な場合は、「patient registration card」 「medical ID card」と伝えるとわかりやすいです。また、「どうしましたか?」は「What brings you here today?」と訊くと良いです。そのほか、「How can I help you?」と尋ねることもできます。
単語だけではなく、短い文章と組み合わせてみるのも相手が想像しやすくなると言います。身振り手振りでも何となく通じることはありますが、せめて基本の言葉だけでも知っておくと、外国人も安心できるでしょう。とはいえ、外国人が多い医療機関で働く医療従事者は、できるだけ英語力アップを目指して勉強しておくに越したことはありません。