仕事に活かすスキルの勉強を始めるべく、英語の試験のテキストを手に入れたのに、三日坊主になった経験はないでしょうか。
万全の準備をした後に挫折した場合、「自分は一体何をしたかったのだろうか」とガッカリするものです。
テキストのみならず、英会話教室に入会したものの、上達したのかどうか分からないまま辞めてしまったという話もよく聞きます。英語を話せる基準というのは、自分で見えるものでもなく、漠然とした目標があってもなかなか達成が難しいものです。
英語をマスターするために、完璧にこなそうとしたり、自分と大きくかけ離れたものになろうとしたりするのは避けたほうが良いのかもしれません。
実際、ネイティブと同じように話せないとダメだと思い込んだり、英語のテキストの内容を全て覚えようと意気込んだりすると、逆にやる気があっても続かないものです。なんでも一気にやろうとすると、変化が大きすぎて気持ちも体力もついていけなくなります。
確実に英語を身につけるためには、英語をどう日常に取り入れていくかを考えることが大事です。
最初のハードルは低めに設定し、毎日少しづつできることを目標にするようにしましょう。そうやって、「今日はできた」と達成感を味わえるように工夫します。
一日5分で良いので実行に移すことが大事なのです。「今日は5分やったから終わり」という形で軽く捉えるようにしましょう。
毎日の予定に組み込まれれば、自然と習慣化され、無理なく続けられるようになります。
そうなれば、小さい積み重ねが大きく成果として現れてくるでしょう。